夏の暑さを防ぐポイント
日本の夏は暑くなっています。平均気温は100年前と比べて1.1度上昇していると言われています。(気象庁データ)
厳しい夏の暑さは、おうちの中にいても不快に感じることがあります。みんなが困っていることはどんなことか、ランキングにまとめました。
夏のおうちの困りごとランキングTOP5
(※季別困りごとと窓サッシリフォームの受容性調査 LIXIL調べ)
5位 家にいても紫外線で日焼けする
窓ガラスをすり抜ける紫外線により、部屋にいても日焼けしてしまいます。家具や床の色が変色する原因にもなってしまいます。
4位 窓が開けられず熱帯夜で眠れない
防犯性を考えると夜に窓を開けられず、部屋が暑くなって眠れないという声が。部屋の温度は睡眠の質にも影響します。
3位 風通しが悪くてムシムシする
風通しが悪いために、部屋に湿気がたまり蒸し暑い状態に。大量の汗をかくことで脱水症状も起こしやすくなり、熱中症になる危険性もあります。
2位 日差しで部屋が暑い…夏バテ気味に…
特に強い西日が差し込むことでたまらない暑さとなり、自律神経が乱れることで夏バテや食欲不振など、健康にも大きく影響してきます。
1位 冷房が効きづらい…光熱費が気になる
トップは冷房が効きづらいというお悩み。暑いだけでなく、冷房のつけっぱなしで光熱費がかかり家計の大きな負担にもなっているようです。
では、おうちの中はなぜ暑くなるのでしょうか?
おうちが暑くなる3つの原因
原因① 窓・ドアから外気の熱が入ってくる
おうちの中で最も熱の出入りが大きい場所は、窓・ドアなどの開口部。全体の73%の熱が窓やドアから入り、室内の温度を上昇させます。また、暑い夏の日差しで壁面、天井、床があたためられていると室温より体感温度が高く感じられます。
原因② 風通しが悪いと部屋がムシムシ
風通しが悪いと室温が上がりやすく、空気も循環しづらいので、ムシムシして不快指数もアップ。秒速1mの風が吹き抜けば、体感温度は1℃下がります。
原因③ 断熱性が低いと冷房効率ダウン
冷房をフル稼働していても効きが悪くて室温が下がらないこともありますね。直射日光が当たっている窓ガラスに内側から手を当ててみて、熱を感じるならば、窓ガラスの遮熱・断熱効果が低い証です。
暑いおうちの不快を解決しましょう♪
夏のおうちの暑さ対策3選
対策① 窓の外側で熱を遮断して、室内温度の上昇を防ぐ
カーテンだけでは太陽からの熱を45%しかカットできないのに対して、外付日よけをつけると83%カットします。(※LIXILスタイルシェードの場合) 室温が下がり光熱費を抑えます。熱中症予防になり、紫外線カット、家具や床の色あせも防ぎます。
簡単に取り入れたい場合は、園芸用の遮光ネットがオススメです。軽くて扱いやすく、リーズナブルです。色も黒以外にも、白やグレーもあります。
対策② 風通しを良くして、体感温度を下げる
あまり暑くなくてしのぎやすい日は、窓をあけて風を通すようにすると体感温度が下がるほか、こもった熱を放出するので、エアコンに頼らなくても過ごしやすくなります。採風タイプの玄関ドアや通風建具を使って、風の通り道をつくると良いです。風の通り道は長い距離でつくると広範囲に効果があります。
対策③ 窓の断熱性を高めて、冷房の効きを良くする
昔から使われてきた単板ガラスは断熱性が低く、外部の熱が入りやすいのが弱点。高断熱Low-E複層ガラスや遮熱高断熱Low-E複層ガラスを選べば、遮熱性能・断熱性能が格段に高まり、冷房が効きやすくなります。Low-E複層ガラスの内窓や取替窓なら、簡単にリフォームが完了します。
夏のおうちの暑さ対策まとめ
夏の暑さを防ぐポイントは、日差しを遮ることと風通しを良くすることです。日差しは窓から入ってくる熱気を抑えることが重要です。まずは熱を遮断すること。できるところから暑さ対策を取り入れて、夏のおうち時間を快適に過ごしたいですね。
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